【外壁塗装】劣化した外壁にクリヤー塗料は向いていない!!

 

前回はクリヤー塗料のメリットについてご紹介していました。今回はクリヤー塗料のデメリットについてお話ししていきます。

以下にデメリットをまとめました。

 

〇クリヤー塗料のデメリット

⒈汚れやひび割れは隠せない

外壁についた落ちない汚れやひび割れなどの劣化症状はクリヤー塗料では隠せません。塗膜から透けて見えるため外壁の損傷や傷はそのままの状態で仕上がります。

 

⒉色褪せ補修ができない

外壁の塗膜は経年劣化で色あせを起こしてしまいます。通常の色付き塗料でしたら鮮やかな外壁に塗り直すことが可能ですが、クリヤー塗料は顔料が含まれていないため色を新しく塗り直すということは出来ず、色褪せした外壁のまま仕上がります。

 

⒊紫外線を通す

外壁材を保護するために塗布する塗料ですが、クリヤー塗料は色付きの塗料と比べ、紫外線を反射しないことがあります。そのため外壁材まで紫外線を通してしまう恐れがあり、外壁材の劣化が進行してしまう可能性があります。

 

 

今回はクリヤー塗料のデメリットについてご紹介しました。特徴やメリットもこれまでお話ししましたが、クリヤー塗料について理解していただけましたか?定期的なメンテナンスに適しておりメリットのある反面、劣化が進行した外壁材には塗布できないというデメリットもあるのでこれらを知っておくと塗料選びの失敗を防ぐことが出来ると思います。