金額で決めないで!安い塗装工事の罠とは?

多くの人が塗装工事を行う際、大きな費用がかかってしまうことを懸念されるでしょう。そのため、安い見積もりを見ると「コストを抑えたい。」「ここにしようかな。」とその業者に工事をお願いしたくなりますよね。ですが、安い工事には注意点がいっぱいで気を付けてほしいことだらけです。今回は、安い工事を行う際の注意点を説明します。

 

⑴下地処理の省略→塗装工事には塗膜の密着性を上げる高圧洗浄や外壁の補修などの下地処理が大切ですが、これらの工程を適当に終わらせ丁寧に行わない業者がまだ存在します。このことが原因で塗膜の剥がれが短期間で起きやすくなってしまいます。

 

⑵グレードの低い塗料が使用される→耐久性が高い高品質な塗料ほど値段が高くなってくるものですが、安い工事には値段が安い塗料が使用されることが多くあります。そのため、価格が安い分、塗料の品質にも重要な注意が必要です。

 

⑶時間短縮で施工される→安い金額を提示してくる悪徳業者は、一度塗りや二度塗りを雑に行うことで、短期間で工事を終わらせることがあります。しかし、このような方法では、塗膜が劣化しやすく、効果がすぐに失われる可能性が高くなってしまいます。

 

 

値段で決めてしまいそうな塗装工事ですが、今後の住宅のことを考えると品質の良い工事を行いたいものですよね。金額だけでなく塗料のグレードやどれだけ信頼できる業者を選ぶかで工事の品質は上がってきます。今回は安い塗装工事の注意点についてお話ししました。