外壁材まで影響を及ぼすカビ・コケについて

前回はカビが生える原因についてお話していました。今回はカビとコケの違いや対策法をご紹介します。

◇カビとコケの違い

前回カビは菌類とお話していました。緑や黒、白色の見た目が特徴で菌糸を延ばし、成長していきます。反対にコケはカビと違い藻類で、植物の一種です。どちらも湿気のある場所に生息しますがカビは日当たりの悪い場所、コケは日当たり良し悪し関係なくどこにも発生します。

カビもコケも外壁に発生すれば美観が損なわれ住宅の健康状態に影響を及ぼします。以下に対策方法をまとめてみました。

◇カビ・コケが発生した場合の対策法

定期的な清掃⇒ 外壁の汚れや付着物を定期的に洗浄することが重要です。水洗いやブラシを使って、汚れを取り除きます。

日当たりの確保⇒ 外壁が十分な日光を浴びるようにすることで、カビやコケの発生を防ぎます。樹木や建物の影にならないように、適切な植栽や配置を考えましょう。

防水処理⇒ 外壁に適切な防水処理を施すことで、雨水の浸透を防ぎます。防水効果のある塗料での外壁塗装や防水コーティングを定期的に行い、外壁の劣化を防ぎます。

防藻剤や防カビ剤の利用⇒ 外壁に防藻剤や防カビ剤を塗り、カビやコケの発生を抑制することができます。専用の塗料やスプレーを利用し、効果的に施工しましょう。

今回はカビとコケの違いや対策方法についてご紹介しました。カビやコケに悩まれる方の参考になれたら幸いです。