外壁材の1つ「サイディング」は1種類だけじゃない!

現在、使用される外壁材の中でもサイディング壁が多いと言われています。一括りにサイディングと呼ばれますが1種類だけでないことはご存じですか?使われる原料も違えば特徴も異なります。以下にサイディングの種類と特徴をご紹介していきます。

① 窯業系サイディング

窯業系サイディングは、主にセメントや石粉を原料として作られた建材です。耐久性が高く、耐候性や耐火性に優れています。一般的にはセメント繊維ボードやファイバーセメントパネルが代表的な窯業系サイディングとして知られています。外壁や屋根などに使用され、さまざまな色や模様のバリエーションがあります。

 

② 金属系サイディング

金属系サイディングは、アルミニウムやスチールなどの金属を素材として使用した外装材です。軽量で強度が高く、耐久性や防火性に優れています。一般的には鋼板やアルミニウムパネルが使用され、モダンな外観を演出することができます。耐食性を高めるために、塗装やコーティングが施されることもあります。

 

③ 木質系サイディング

木質系サイディングは、木材を原料として作られた外装材です。一般的には杉やヒノキなどの木材が使用され、自然な風合いを持ちます。耐久性や断熱性に優れており、木の質感が好まれる場合に選ばれます。ただし、定期的なメンテナンスが必要です。

 

④ 樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは、主に塩化ビニール(PVC)やポリウレタンなどの合成樹脂を素材として使用した外装材です。耐候性や耐久性に優れており、取り扱いが容易です。また、塗装が長期間不要でメンテナンスが簡単なのが特徴です。

 

 

今回はサイディングについて種類と特徴をご紹介しました。