雨水の吸収にご注意!ALC外壁のデメリット

前回はALC外壁のメリットについてお話ししていました。コンクリートを軽くしたような素材で遮音性、防火性に優れている外壁材でしたね。今回はALC外壁のデメリットについてお話ししていきたいと思います。

 

◆ALC外壁のデメリット

・防水性が低い⇨ALC外壁自体の防水性が低いため、雨水を吸い込んでしまうリスクがあります。気泡を含む外壁材のためスポンジのように表面から水の侵入がしやすくなっており、ALC外壁の住宅に塗装工事を行う場合は防水性の高い塗料を選択する必要があります。

 

・価格が高い⇨サイディング壁やモルタルに比べて、ALC外壁は耐久性が高いため、価格も高くなります。劣化に強く、長期的にはトータルコストを抑えることができますが、初期費用が高くなることが欠点の1つです。

 

・左官仕上げにはできない⇨表面の密着力が小さいことから、ALC外壁はモルタルなどの左官仕上げやタイルなどの仕上げに向いておらず、剥離や水漏れを起こす可能性があります。外観にこだわりのある方には物足りなく感じてしまうこともあるでしょう。

 

 

今回はALC外壁のデメリットについてお話ししました。それぞれメリットやデメリット、特徴などをお伝えしましたがいかがでしたか?快適に過ごせる環境を守り、耐久性の高い外壁材なので、魅力を感じた方は多いのではないでしょうか。